Biography​

東京都出身。現在、世界で活躍する歌曲・宗教曲のソリストを目指して研鑚を積んでいる、新進気鋭のソプラノ。
古楽から現代音楽まで幅広い時代の演奏において高い評価を得ている。日本語とドイツ語両方の扱いに長けた類稀な歌手として多方面で活躍中。
 

2022/2023シーズンは、第34回国際コンクール〈山梨〉にて第2位（最高位）を受賞。古楽における櫻井の可能性を示唆するものとなった。
日本歌曲においては、中田喜直生誕100年水芭蕉コンサート（於：紀尾井ホール）に出演。また第34回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門にて新曲演奏を務めた。

宗教曲においては、W. A. モーツァルト《レクイエム》、J. ブラームス《ドイツ・レクイエム》のソリストを務める。

またピアノトリオと歌という編成で異彩を放つAKIYAMA Quartetの第2回演奏会では現代音楽も多く扱う。

合唱団コールサンエコー・Coro Oración、洗足学園音楽大学OB合唱団、合唱団かわさきユースハーモニー、

東京オラトリエンコール​、オルフ祝祭合唱団のボイストレーナーに就任。また東京工業大学混声合唱団Chor KleinesおよびHAMA projectにてドイツ語の発音指導を行い「歌手の視点からの指導は非常に勉強になった」と好評を博す。

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幼少期より合唱に親しみ、高校生の時に歌手兼ボイストレーナーになることを目指す。東京藝術大学音楽学部声楽科在学中より、「自分の楽器を大事に」をモットーに、なるべく喉に負担をかけずに声を響かせる技術を磨く。

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同大学院音楽研究科修士課程声楽専攻に進学した後も発声技術を向上させるため、クラシック音楽の本場の響きを感じたいとウィーンに留学。発声を始め、ドイツ歌曲を通して、言葉の扱い方の深さを知る。2019年度リヒャルト・シュトラウス国際コンクール第2位（1位なし、日本人初）、第26回ブラームス国際コンクール声楽部門第2位を受賞しドイツ歌曲において国際的な評価を得る。また令和四年度第33回奏楽堂日本歌曲コンクールにて第1位を受賞。ドイツ語の学びを糧に日本語の扱いにも高い評価を得た。

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公益財団法人明治安田クオリティオブライフ文化財団2020年度海外音楽研修費用の助成を受け、ウィーン国立音楽大学大学院修士課程リート・オラトリオ専攻を修了。

2021年3月にベートーヴェン作曲《エグモント》のソリストとしてすみだ平和祈念コンサートに出演（指揮：秋山和慶、朗読：石丸幹二、オーケストラ：新日本フィルハーモニー交響楽団）。また藝大フィルハーモニア管弦楽団、横浜シンフォニエッタとも共演している。


声楽を友野玲子、山口道子、佐々木典子、櫻田亮、藤原治道、E. リーンバッハー、ドイツ歌曲をG. フォンターナ、Ａ. キルヒシュラーガー、日本歌曲を塚田佳男の各氏に師事。

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​（2023年11月1日）