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世界のクラシック歌手紹介①バーバラ・ボニー

更新日:2023年3月5日

こんにちは、ソプラノの櫻井愛子と申します。 今回は、その癖のない美声で世界中を虜にしてきたソプラノ歌手、バーバラ・ボニーさんのプロフィールとその魅力についてご紹介します。



バーバラ・ボニーのプロフィール

出身

アメリカ。幼少の頃はチェロを専攻していたがチェロから声楽に転向。

出身大学

ザルツブルグ・モーツァルテウム大学(現在同大学の声楽教授を務める)


特色

リリック・ソプラノとしてオペラのレパートリーを持つ一方、優れたリサイタリストでもあり、15のソロリサイタルを含む90以上のレコーディングに参加している。

またザルツブルグを拠点とする服飾ブランド「Bonney & Kleid」を立ち上げた(!)


主なレパートリー

R. シュトラウスやW. A. モーツァルトの歌劇(「ばらの騎士」ソフィー役や『皇帝ティートの慈悲』セルヴィリア役など)

・歌曲全般(特にドイツ歌曲)

バーバラ・ボニーの魅力

・天使のような美声

私が初めて聞いたドイツ歌曲のCDは、大学の同級生が貸してくれたバーバラ・ボニーのものでした。あまりクラシックを聴かない不良声楽学生だった私でも、ボニーのどこか少年のような、ヴィブラートの幅が狭い澄んだ声に夢中になりました。


「最も重要なことは巨匠の真似ではなく自分の声で歌うこと」と自身が言うように、その自然な発声こそボニーの大きな魅力のひとつです。


・「自然」な音楽

ボニーは発声もさることながら、音楽のつくりかた(歌い方、節回し)に関しても「自然である」ことを重要視していると思います。 「自然である」と言っても、それは「自分の歌いたいように歌う」とは少し違います。作曲家が描いた世界と齟齬のない解釈で演奏すると、その音楽にとって「不自然」ではない、つまり「自然」な音楽になる、というのがボニーの音楽観だと私は考えています。


ボニーはとあるマスタークラスで「余計なことはせず言葉を感じ、語りなさい」とオペラ歌手に指導しています。ボニー自身もまるで言葉を語るような音楽を目指した結果、行き過ぎた誇張のない清廉な歌唱に行きついたのかな、と思いました。


参考:『スーパーオペラレッスン バーバラ・ボニーに学ぶ歌の心』(2011, NHK)



おススメの音源

春への憧れ~モーツァルト:歌曲集(バーバラ・ボニー(ソプラノ)、ジェフリー・パーソンズ(ピアノ))




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